朝鮮時代の王の食膳には、普段の食事の際白菜キムチ(チョックッチ=塩辛を腐らせて出てくる汁で味付けしたキムチ)とソンソンイ(カクテキ)と水キムチの3種類が上がっていました。白菜キムチは宮中で漬けた白菜のキムチですが、イシモチの塩辛などをふんだんに入れて漬けたことにちなんでチョックッチと呼ばれました。 「朝鮮ムサンサン式料理諸法」では「塩辛クッチは白菜と大根を洗って1寸の長さに切り、塩に漬けた後、そこにキュウリを塩で漬けて絞ったものを適当に切って入れる。唐辛子・ニンニク・セリ・芥子菜は千切りにして入れ、イシモチの塩辛に水を入れて沸して冷ました後たっぷり注いで蓋をしっかりして漬け込む」と書かれています。 |